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つまり return です

シュタインズ・ゲートゼロの感想

シュインズ・ゲートゼロ,フルコンしました.
Rineでの分岐もあると思って構えてプレイしたのに全然でした.
Amadeusでの分岐だけみたいですね.

派生作品はTVアニメと劇場版アニメしか見たことがなく,
外伝小説がもとになってるってこともさっきググって知ったところです.
一週目は素直な選択肢ばかり選んでいって,その後セーブしたところから順にさかのぼって分岐を探していきました.

絵を変えるのは別にいいんですけど,ダルの絵はもうちょっとなんとかならなかったんですかね.
一人だけギャグ調というかデフォルメがきついというか.
他のキャラはあ〜変わったんだ〜くらいなんですけどダルの絵だけはちょっと.

ストーリーはやっぱり前作が良すぎたんですね.
ゼロも普通におもしろいんですけど,そこ止まりでした.
どうしても蛇足感が拭えず.
これ単体でなら十分おもしろいんですけど,前作がないとストーリーがわからないってことも考えるとやっぱり厳しい.

以下,ネタバレありで.

まゆり親子の話はいいですね.
歌を中心に展開させるところとか.

ただ,椎名かがりは結局どういうことだったんでしょう.
まず,かがりは阿万音由季だったわけです.
トゥルーエンドに向かうルートはそれでいいんだけどそれ以外のルートが問題で.
ルカ子の家に預けられた子はかがりじゃないわけですよね.
オリジナルのかがりは整形してまゆりに近づいてるわけですからね.
となるとかがりの記憶を移植された存在なんでしょうか.
かがりは自分からレキシネン教授のもとを訪れていて,その後訓練を行った.
クリスの研究によってアマデウスが作られ,それと同じくしてかがりも自分の記憶のバックアップを作る.
記憶のダウンロードに適した人間が現れ,その人間をかがりそっくりに整形しかがりの記憶をダウンロードする.
かがりの記憶をダウンロードするのはまだわかるとして,かがりの外見に似せて整形する意味がわからない.
ここどういうことなんだろうな.
でもまゆりと鈴羽がタイムマシンに乗るルート以外のかがりはかがりじゃなかったと考えると,
まゆりとかがりの感動の親子っぷりが嫌になりますね.
それとも世界線の移動の関係で,ゆきの振りをしたかがりと,記憶を失ってルカ子の家に預けられたかがりの二通りがあるってことなのか.
その辺りはもう一回注意して分岐を調べないとわからなさそうです.