蒼穹のファフナー EXODUS 24話 「第三アルヴィス」
23話のご飯を掴みながら,
「命のあたたかさだ.これがないせいで多くの人がいなくなった」
ってセリフからの,今週.
自分の故郷に核を落とした兵士と会ったことを姉に伝え,
「いい人だった.俺たちを守っていなくなった」
ここの命を使う.捨てるんじゃないっていうメッセージ.
23話では5万人を救うために20億人を犠牲にすることに憤る人類軍クーデター組が出ていたけど,
竜宮島サイドというか,アショーカ側も結果的には17000人を犠牲にして5000人が希望を繋いだわけで.
しかも同化現象の拮抗薬がなくなってからの予備パイロットの投入なんてことをしてる.
10代半ばの予備兵を使い捨てることで,新たに飛来するミールとの対話へ希望を繋いでるわけで.
厳しい.
新国連事務総長ヘスター・ギャロップの演説にある「人類が人類の敵になるのなら私が戦います」.
真矢が交戦規定αを発令するヘスターに対して言った「人が人の敵になるのなら私が戦います」.
彼女たちは同じことを言っていた.
そして冲方丁先生のツイート
【ファフナー四方山話】5人の命を助けるために1人を犠牲にするのは正しいのか。1人のために5人を犠牲にするのは。5人が5万人なら。犠牲が自分なら。自分が生き残るなら。万人がよしとする答えはない。⇨
— 冲方サミット (@ubukata_summit) December 11, 2015
⇨【ファフナー四方山話】正義は生命の価値を決められるのか。その問いに答えねばならない事態に直面したとき、何が選択されたとしても、変わらないのは生者が全てを背負うということだ。第24話、本日放送。冲方 #fafner
— 冲方サミット (@ubukata_summit) December 11, 2015
これらを踏まえて24話の暉の最後です.
第3アルヴィスへの護衛に向かったパイロットで派遣組だったのは輝だけです.
島に残っていた他のパイロットよりもアショーカに対しての思い入れが強いんです.
最初に書いたいのちの暖かさだってセリフにもつながるわけですが.
自分が守ってる人たちが諦めて自殺していく.
寒さと飢えで大勢死んでいく.
大勢の犠牲の上でやっと島と合流して希望を繋いだわけです.
そしてその希望が狙われているところで暉が真っ先に守りにいく.
ここで,命を捨てるんじゃなく使ったんです.
こんなの泣くしかないじゃないですかもう.
そしてミールの祝福を受け入れた一騎.
ミカミカが復活.
これ後二話で終わらせるの?
劇場版で完結ですか?
それはそれで嬉しいです.
ファフナーを映画館で見たい.
来週は一文字だけ赤文字だからまだ安心して見られますね.
最終話はまた全部赤かな